施設ごとの防災を、現場に合わせて。
工場、物流施設、学校、医療・福祉施設など、施設ごとに立地、利用者、設備、運用、ハザードは異なります。SAND-Xは、こうした施設の防災業務をAIを活用して支援する可能性を、研究テーマとして検討しています。
施設の防災に共通する課題
一般的な計画やマニュアルだけでは、現場の運用に落ちにくいという課題があります。
-
立地・利用者・設備が異なる
同じ業種でも、立地条件、利用者の特性、設備構成は施設ごとに違います。
-
防災計画が一般論に留まりやすい
ひな形をもとにした計画は、その施設固有のリスクを反映しにくくなります。
-
避難手順が現場運用に落ちにくい
手順書と、実際の人員配置・動線・時間帯にずれが生じます。
-
訓練が定型化しやすい
毎回同じシナリオになり、想定外への対応力が育ちにくくなります。
-
災害情報が行動に結びつきにくい
気象・ハザード情報があっても、「この施設で今なにをするか」に変換しにくい状況があります。
-
担当者に負荷が集中する
防災担当が兼務であることも多く、計画の更新や訓練の設計が後回しになりがちです。
検討している方向
施設ごとの情報を整理し、ハザード情報と統合し、AIを活用して防災計画・避難手順・訓練・災害時の情報整理を支援できないかを検討しています。
-
施設情報の整理
立地、建物、利用者、設備、人員配置などの情報を構造化する。
-
ハザード情報の統合
ハザードマップ、気象、周辺環境の情報を施設単位で重ねる。
-
防災計画支援
施設固有の条件を反映した計画づくりを支援する。
-
避難手順作成支援
人員・動線・時間帯を踏まえた手順の作成を支援する。
-
訓練支援
施設条件に応じたシナリオづくりと振り返りを支援する。
-
災害時の情報整理
入ってくる情報を、施設の行動に結びつけて整理する。
情報を、状況理解・判断・行動へ。
施設情報、気象、ハザード、周辺環境、そして計測データを統合・解析し、状況理解から判断・行動支援までをつなぐことを目指しています。
INPUT
入力情報
- 施設情報
- 気象
- ハザード
- 周辺環境
- 計測データ
INTEGRATE / UNDERSTAND
統合・解析
- データ統合
- 状況整理
- AI/分析
- 現場ごとの情報理解
DECIDE / ACT
判断・行動支援
- 状況理解
- 防災計画
- 避難手順
- 訓練
- 災害時の情報整理
判断するのは現場の人。情報を判断材料として整えることを目指す。
INPUT
入力情報
施設情報・気象・ハザード・周辺環境・計測データ
INTEGRATE / UNDERSTAND
統合・解析
データ統合・状況整理・AI/分析・現場ごとの情報理解
DECIDE / ACT
判断・行動支援
状況理解・防災計画・避難手順・訓練・災害時の情報整理
判断するのは現場の人。
斜面センシングで取得する地中の計測データを、この統合の入力の1つとして想定しています。
CONTACT
施設防災の研究・事業連携について、ご相談ください。
施設・事業所の防災担当の皆さま、研究機関、事業連携をご検討の皆さまと、課題の共有から始めたいと考えています。