取り組み / 研究テーマ

施設ごとの防災を、現場に合わせて。

工場、物流施設、学校、医療・福祉施設など、施設ごとに立地、利用者、設備、運用、ハザードは異なります。SAND-Xは、こうした施設の防災業務をAIを活用して支援する可能性を、研究テーマとして検討しています。

研究・構想段階の内容です。
01 — CHALLENGES

施設の防災に共通する課題

一般的な計画やマニュアルだけでは、現場の運用に落ちにくいという課題があります。

  • 立地・利用者・設備が異なる

    同じ業種でも、立地条件、利用者の特性、設備構成は施設ごとに違います。

  • 防災計画が一般論に留まりやすい

    ひな形をもとにした計画は、その施設固有のリスクを反映しにくくなります。

  • 避難手順が現場運用に落ちにくい

    手順書と、実際の人員配置・動線・時間帯にずれが生じます。

  • 訓練が定型化しやすい

    毎回同じシナリオになり、想定外への対応力が育ちにくくなります。

  • 災害情報が行動に結びつきにくい

    気象・ハザード情報があっても、「この施設で今なにをするか」に変換しにくい状況があります。

  • 担当者に負荷が集中する

    防災担当が兼務であることも多く、計画の更新や訓練の設計が後回しになりがちです。

02 — RESEARCH DIRECTION

検討している方向

施設ごとの情報を整理し、ハザード情報と統合し、AIを活用して防災計画・避難手順・訓練・災害時の情報整理を支援できないかを検討しています。

  • 施設情報の整理

    立地、建物、利用者、設備、人員配置などの情報を構造化する。

  • ハザード情報の統合

    ハザードマップ、気象、周辺環境の情報を施設単位で重ねる。

  • 防災計画支援

    施設固有の条件を反映した計画づくりを支援する。

  • 避難手順作成支援

    人員・動線・時間帯を踏まえた手順の作成を支援する。

  • 訓練支援

    施設条件に応じたシナリオづくりと振り返りを支援する。

  • 災害時の情報整理

    入ってくる情報を、施設の行動に結びつけて整理する。

03 — INTEGRATION

情報を、状況理解・判断・行動へ。

施設情報、気象、ハザード、周辺環境、そして計測データを統合・解析し、状況理解から判断・行動支援までをつなぐことを目指しています。

CONTACT

施設防災の研究・事業連携について、ご相談ください。

施設・事業所の防災担当の皆さま、研究機関、事業連携をご検討の皆さまと、課題の共有から始めたいと考えています。